インタビュー
温かな人に囲まれて 海について学べる 最高の環境
INTERVIEW
"好き"を頑張る人を
地域全体で
サポートしてくれます
東京都出身
愛媛との県境の自然豊かな場所にあります。特徴は、地域との距離の近さ。『総合的な探究』の時間では、地域が抱えている課題や強みを生徒のニーズにあわせて展開しています。教科横断型、学年や学校全体の縦割り班で、3年間で一つの課題を解決することもできる。檮原高校に来てよかったというカリキュラムを組んでいます。
長期の海外留学には町から100万円の補助が出るなど充実したサポートも特徴です。
父親が『地域みらい留学』に携わっていたことから小学校の時に越境留学を知り、高校は自然豊かな場所で新しいことに挑戦してみたいなと思い、決断しました。最初は友達ができるか不安だったんですが、学校行事やアーチェリー部での活動などを通じて今ではたくさんの先生や友人たちと充実した生活を送っています。
先生と生徒の距離が近いこと。球技大会で一緒にプレーしたり、先生が寮の舎監を担当する日は夜遅くまで勉強を教わったり。『総合的な探究の時間』で地域に出るのもいい経験になります。僕は規格外野菜やジビエを使ったカレーづくりをしたのですが、その過程で町の人からいろんな話を聞き、普通の授業にはない学びを得られました。町の人がすれ違うだけで挨拶をしてくれるのも嬉しい。東京とは違うところですね。
檮原高校に決めたいちばんの理由は寮が圧倒的にきれいだったこと。ご飯もおいしく快適に過ごしています。休日はマラソン大会やお祭りなど町の行事にボランティアで参加することも多いです。また、学校のすぐそばにある雲の上の図書館は隈研吾さんの設計で木に囲まれていて、本を借りるだけではなくてカフェなど多目的に使える場所でお気に入りです。
中学までは引っ込み思案だったんですが、知らない人ばかりの中でコミュニケーションをとることで次第に積極的に行動できるようになりました。立候補して生徒会長を務めたり、国内留学をしたり。高知県の次世代総合教育会議にも参加し、知事らと今後の学校の在り方について議論しました。「こんなに変わるなんて!」と自分でも驚いています。将来は、地域活性化に貢献する社会起業家として活躍したいです。
檮原高校は約半数が町内、3割が県内の他市町村、2割が県外からの生徒です。町に高校がある意味を住民の方たちが重視し、一緒に育てていく意識があり、教職員も生徒の気持ちに寄り添うことを大事にしています。寂しい思いを感じることはありません! それぞれのゴールに向かって頑張る皆さんを応援します。
長﨑 佑輝 先生
担当教科:英語
担当部活動:アーチェリー部