インタビュー
"好き"を頑張る人を 地域全体で サポートしてくれます
INTERVIEW
地域活動を通じて
多くの経験を積み
自主性を育む
高知県出身
2025年に新校舎へ!それに伴い、新たに「未来共創科」が設置され、地域をフィールドにした学際的な学びを推進し、グローバル人材の育成を目指します。ジョン万次郎の生誕地である土佐清水市ならではの取り組みとして、姉妹都市であるアメリカ マサチューセッツ州 フェアヘブンへの留学プログラムがあります。現地のお祭りではブースを出店し、高知や日本の文化を伝えると同時に、フェアヘブンの文化に触れ、歴史を学びながら英語力を強化できます。
大学進学を視野に入れて考えたときに、推薦で大学に進学できるメリットが大きいと感じたからです。他の進学校も検討しましたが、清水高校ではライバルが比較的少なく、わからないことも丁寧に学べる環境が整っています。また、生徒数が少ない分、先生方との距離が近く、充実した学校生活を送れると考えました。こうした環境なら自分に合った学びができると感じました。
なんといっても地域との距離が近いことです。総合的な探究などで「こういうことをしたい」と思った時、地域の方々がすぐに協力してくれて、自分のやりたいことを実現しやすい環境が整っています。これが清水高校の一番の魅力だと思います。
何事にも挑戦できるようになったことが一番大きな変化だと思います。特に清水高校では、生徒と先生との距離が近く、やりたいことに対して先生方がアドバイスをくださったり、実現に向けた機会を設けてくれたりします。そのおかげで、「無理だろう」と思っていたことにも挑戦できるようになり、その繰り返しが自分の成長に繋がりました。この経験が現在の進路にも影響を与えており、挑戦する力が身についたことが最も大きな変化だと感じています。
英語が少し苦手だったこともあり、行きたい気持ちはあるものの不安で迷っていました。そんな中、先生が親に直接電話をして、「悩んでいるなら挑戦すべき」と背中を押してくれました。現地では、発音の問題で聞き取れなかったり、うまく伝えられなかったりと苦労もありましたが、知っている単語を使って何とか会話を続け、多くのことを学ぶことができました。一週間の滞在を通じて英語力も確実に向上し、参加して本当に良かったと思います。この経験は高校生活の中でも特に良い思い出となりました。
特に印象的だったのが、現地の方々のジョン万次郎に対する熱い思いです。誰もが彼を知り、尊敬していました。私自身もジョン万次郎のチャレンジ精神を尊敬しています。そして清水高校もまた、チャレンジ精神を大切にしていて、生徒一人ひとりに挑戦の機会を与えてくれる学校です。この経験を通して、これからもそのチャレンジ精神を忘れずに活動していきたいと思います。
清水高校では地域との関わりを重視しており、総合的な探究の時間を通じて地域課題に取り組んでいます。たとえば、ジオパーク推進協議会や環境省との連携を深める活動の一環として、地元の水族館「satoumi」のユニバーサルデザイン化プロジェクトに参加しています。このプロジェクトでは、誰もが楽しめる水族館を目指し、生徒たちが弱視の方向けパンフレットの制作に取り組むなど、地域と協力しながらアイデアを形にしています。
坂本 亮 先生
担当教科:国語
担当部活動:弓道部、ボランティア部