インタビュー
自然の宝箱の中 四万十だからできることを 全力で
INTERVIEW
町と連携し
地域の方と一緒に
防災に関する課題解決に取り組む
兵庫県出身
高台にある学校からは美しい海が見えます。いつ発生するか分からない地震に備え防災に力を入れています。「防災デー」という活動では、地域の方にも参加していただき、1日かけて避難所運営について学びます。机の上で学ぶだけでなく、実際に地域に出て、地域の人と関わる活動に力を入れています。また、「世界津波サミット」や「防災ジュニアリーダー合宿」など県外の事業へも参加します。多様な人々と交流し、幅広い学びや経験を積むことができます。
中学校の時に「地域みらい留学」のチラシが楽しそうだなと目に留まりました。新しいことに挑戦してみたいという気持ちもあり、候補がたくさんあるなか、大方高校を選びました。校舎から見える海が綺麗なところと、少人数の学校というところにコミュニティが小さくても深く関われる方が良いと感じたのが決め手となりました。
大阪で開催された大方高校の説明会にも参加したときや、オープンスクールで学校の雰囲気も知り、防災活動の授業があることなどを紹介され、やっぱり楽しそう!と思って。学校外の授業を通して、自分が成長できるのではないかという期待感もありました。
防災活動が盛んで力を入れて取り組んでいるところです。いろいろな経験ができて楽しいです。屋上から見るきれいな海が大好きです。
選択している地域創造コースでは、高齢者施設を訪問し、海の近くから高台へ避難する避難訓練を行ったりします。また、「デジタル×防災」として、スマートフォンを活用して災害から命を守る探究活動を行っています。それを地域の方にレクチャーすることもあります。地域の皆さんとともに防災知識を高めています。
小学校4年生からやっている陸上競技を続けています。部活が休みの日には、友達とJRに乗って四万十市まで遊びに行くこともあります。また、近所の駄菓子屋さんが好きで、よく行っています。
消極的な性格のため自分からすすんでコミュニケーションをとるのが得意ではなく、地元にいたときは近所の方と話したりする機会はほぼありませんでした。でも、こうち留学をしてからは、地域の人と触れ合う機会が増えたことで、だんだんと会話することにも慣れ、自信がつきました。地域学の授業では人前で発表することもあり、最初は緊張していましたが、今では自ら発表役を引き受けることもできるようになりました。
初めは不安に感じることもありましたが、今では地域の皆さんと仲良くなり、毎日楽しく過ごしています。
新しいことに挑戦したい、自分の苦手なことを克服したいという気持ちがある方は、ぜひ挑戦してみてください!
地域の方との関わりを通じて、地域愛・郷土愛を深めるとともに、人と関わる経験を通じて自己成長を図ります。コミュニケーション能力を伸ばし、発表や企画立案を行うことで、プレゼン力なども鍛えられます。
数ある部活のなかでも特に力を入れている女子サッカー部では、プロで活躍されていた方を監督としてお招きし、指導していただいており、県内外から生徒が入部してくれています。どうしても、団体競技などは人数的な課題がありますが、黒潮町と連携して積極的に活動しています。
寄宿舎(寮)にはハウスマスターさんもおり、生活の手助けもしてくれるので親御さんも安心していただけます。令和7年度から寄宿舎(寮)が新しくなる予定です。
宮川 大 先生
担当教科:国語
担当部活動:陸上競技部、軽音楽部